5年ぶりに自分のすべてを出して未来予測本を書きました
インターネットの商用利用が始まったとき僕はシリコンバレーにいました。その可能性の大きさに衝撃を受けると同時に、新聞記者という自分の職業がどのようになるのだろうという疑問が頭の中を駆け巡りました。シリコンバレーの識者に取材を重ね「電子新聞の時代」という企画記事を5本書いて契約先の地方紙向けに配信したのは、1996年の夏だったと記憶しています。
残念ながらその記事を採用する新聞社は1社もなかったのですが、前職の時事通信社内では大きな反響を呼び、部長職以上全員にそのコ…